「四長の紐育旅日記」(5)マンハッタンの五番街〜オードリーも思わず、、、⁉️
ニューヨーク、マンハッタンの五番街、セントラルパーク沿いに南下し、プラザホテルを越えた辺りで、道の左側に見えた建物に、「何じゃ!これは!」と私は腰を抜かした。
正確には建物というより、巨大なトランクの山に!、、、フランスの世界的ブランド「ルイ・ヴィトン」のニューヨーク五番街店である。大小(小と言っても巨大!あくまでも相対的に小と言う意味)のトランクが5層積み上がり、五番街に覆い被さるように聳え立っている。
驚きから少し立ち直った私は次に考えた。客は何処から入るのだろう?と、少なくとも五番街沿いには入り口が無い!窓・ショーウィンドウも無い!、、、それも、それもそのはず、この建物(っていうか巨大トランク)は店舗ではなく、大改装中の店舗を覆う工事用のファサードだった。
工事用のファサードに此処まで凝るのか?金をかけるのか?とこれまた驚いた。トランクの造りはかなり精巧で、革の質感まで見事に再現されている。手抜きは一切無い。さすがルイ・ヴィトンと感心した。
でも一方で思った。ルイ・ヴィトン!本店のあるパリで、もし大改装が必要になったとして、こんなファサードで店を覆うのかなって、、、確かに目立つし、大迫力だ、話題性も十分だろう。
でも周囲の景観との調和はと言えば、とんでもない!エレガントでなければ、パリであれば大顰蹙だ。このファサード案が採用されることは無いな。何でもありの此処ニューヨークだから実現したんだと納得した。
| ティファニー本店、此処だけ切り取ればエレガント、オオドリーもこの辺のシューウィンドウを眺めていたのか? |
エレガントと言えば、このヴィトンの向かってには右隣には、ティファニー本店がある。
そう、あのオードリー・ヘップバーンが、映画「ティファニーで朝食を」で、店の前でイエローキャブを降りて、左手に紙コップのコーヒーを、右手にクロワッサンを持って佇み、ショーウィンドウをエレガントに眺めるシーンで有名なティファニー本店である。
このシーン!もし今撮影したとしたら、どうだろう。アングルを余程工夫しないと、どうしてもあの巨大トランクが入ってしまう。
なかなかエレガントな、優雅なシーンとはならないとだろう、、、そしてその前に!私は思うのだ。イエローキャブを優雅に降りたオードリー、この巨大トランクが目に入った瞬間、「何!これ!」腰を抜かすと、、、
| 上の写真の対面、凄まじい迫力!貴方も腰を抜かすと思う。 |
因みに、現在、五番街のティファニー本店の右隣には何があるかと言えば、、、彼「トランプタワー」!である。こちらも色々な意味で落ち着かない。個人的な感想だが、エレガントでも優雅でもない。
トランクとトランプに挟まれての朝食!オードリーもあまり食べたくないだろう。
| 五番街に面して、左からヴィトンの巨大トランク、ティファニー、トランプタワーと並ぶ。 |
| ティファニー本店とトランプタワー |