《写真短歌》四長、線状降水帯の爪痕を視察する。
昨日、6月4日の仙台堀川公園である。先週は雨続きで、金曜、土曜日は関東にも線状降水帯が発生、恐れていたバックビルディング現象(※リンク)まで起こり結構緊張した。仙台堀川にも繋がる中川が氾濫危険水位を越え、真夜中に避難指示のスマホで起こされた。それがどうだ!この青空!昨日までの雨で鮮やかさがました木立を爽やかな風が吹き抜ける。
先週月曜日(5月29日)に気象庁は、東海地方まで梅雨入り宣言(発表)を出したのに関東甲信地方は出さなかった。「気象庁よ、何故出さない!」私はここ何年か、気象庁の梅雨入りや梅雨明けの宣言が遅れ気味だと感じている。「後になって、実はもう梅雨入り(明け)していました。」ってなこともよくある。大丈夫か?と案じていた。でも、今日のこの気持ち良い青空!これは未だ梅雨ではない。気象庁は、この青空を確信していたんだ。私は自らの不明を恥じ、心の中で気象庁に詫びた。
![]() |
仙台堀川・まだ水位は高い。 |
気持ちの良い青空だが、線状降水帯が日本列島各地の残した爪痕は深刻みたいだ。仙台堀のオーナーを(勝手に)自認する私も仙台堀の被害状況を確認しなければならない。マイボタニカル定期観測樹(※リンク)の安否も気になるところだ。順に視察して周る。すると仙台堀も所々被害の爪痕がある。最も分かりやすい傷跡がこれだ!尾高橋のアンダーパスが完全に水に浸かり通行止めになっている。遊歩道なので自動車が立ち往生していることは無いが、自転車で突っ込んだ人は無かったか?少し心配になった。
![]() |
通行止めのアンダーパス・尾高橋の上から撮影 |
尾高橋下のアンダーパス通行止めの為、かなりの迂回を強いられる。これはストレスだ。気持ち良かった青空も、この頃から太陽の日差しが気になりだす。ジリジリと私の顔や腕に容赦なく照りつける。気温も上がり、湿度も高くなっている。汗も出てくる、、、夏みたいだ、、、この時だ。私の頭にある不穏な考えが過ぎる。ひょっとして、ひょっとして、これは梅雨明けではないのか?
梅雨入りする前に梅雨明けしたら、、、もうそれはブラックジョークだ。
でも、気象庁の週間予報・長期予想を見るとそんなことはない。きっと私の杞憂だろう。