《写真短歌》ピカソの時代(3)

 

 昨日の予告通り、本日はマチスの短歌です。

(絵の部分を拡大すると、切り絵を貼り合わせていることが分かります。)

 マチスは野獣派(フォービズム、写実主義と決別して、目に見える色彩ではなく、心に映る色彩を表現する。)の代表的な画家、「色彩の魔術師」と呼ばれました。



 
 そして、彼は絵筆を持てなくなった最晩年、ベッドの上で切り絵を制作し、色彩と形態の単純化・簡略化を追及しました。
 
そこに究極の美術(アート)があると信じて。

日本の熊谷守一(豊島区立熊谷守一美術館、愛知県美術館等で、その作品を見ることができます)も、写実主義から始まり、フォービズムを経て、最終的には、マチス同様、超シンプルで平面的、簡略化された画風に到達しています。

 洋の東西を問わず、天才の辿る道筋に思い巡らすとアートは更に面白いです。

明日は、ピカソとマチス、二人の関係を詠んだ短歌をお届けする予定です。

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