四長、パリへ行く‼️(8)シャルル・ド・ゴールは永遠の『ル・ジェネラル』なのだ⁉️。
| シャルルドゴール空港、搭乗手続き中のガラス越しの一枚、ガラスに屋内が反射して写っている。空港でのショットはこれのみのため、ご容赦! |
シャルル・ド・ゴール空港❗️フランス・パリの空の玄関である。
空港の名に冠された「シャルル・ド・ゴール」は、言わずと知れたフランス第五共和制に於ける初代大統領である。
彼は、第2次世界大戦、ナチス・ドイツに占領された祖国を救うため、イギリスの支援を求め出国した。そしてロンドンに「自由フランス政府」を樹立!連合国軍・フランス国内のレジスタンスと共闘しパリを奪還した。
フランス救国の英雄であり、フランスで単に「ル・ジェネラル(将軍)」とだけ呼べば、彼を指すのだそうだ。
彼の大統領の任期は1959年〜69年の10年間、私の小中学校時代だが、鮮明に記憶している。この「将軍」が本当に「暴れん坊将軍」だったことを、、、
今、世界の外交シーンで「暴れん坊」と言えば、皆が米国のトランプ大統領のことを思い浮かべるだろう。しかし、ド・ゴール大統領!ある部分では暴れん坊度でトランプ大統領の上を行った。
例えばトランプ大統領が度々言及する「NATO脱退」、今のところはトランプ大統領のは脅しで止まっているが、ド・ゴール大統領は1966年、米国主導への反感から実際に脱退してしまった(勿論その後復帰している。唯、現在もNATOの本部がパリではなくブリュッセルにあるのは、その時移転を強いられたからだ)。
また、トランプ大統領のグリーンランド領有宣言に匹敵するのが、ド・ゴール大統領のカナダ・ケベック州の独立宣言だ。
これもトランプ大統領が今のところ口だけに止まっているのに比して、ド・ゴール大統領は1967年、実際にカナダのケベック州のモントリオール市に乗り込んだ。
フランス系の大群衆に向けて「自由ケベック万歳!」と声を上げ、ケベック独立運動の火に見事に油を注いでしまった。
そんなシャルル・ド・ゴール!学生運動を鎮圧した5月革命の評価など、毀誉褒貶は激しいものがある。それでもフランス国民は、基本的に彼のことが大好きだ。誇りに思っている。
長身の彼を「大きなアスパラガス」、そして「ル・ジェネラル(将軍)」と呼び深く愛している。
それ故、1974年に開港した当時フランス及びヨーロッパ最新・最大の国際空港に、彼の名を冠したときも、フランス国内からの異論は殆んど無かったという。
| この凱旋門の周囲の広場は、かつてエトワール広場と言われていたが、現在はシャルル・ド・ゴール広場に改名されている(※1)。 |
ところで、国際空港にその国のトップなどの名を冠することは、このフランスのシャルル・ド・ゴール空港の他にも、米国のジョン・F・ケネディ空港など珍しいことではないみたいだ。唯、翻って我が日本はどうかと調べてみたが、過去例が無い。