四長、パリへ行く‼️(写真編⑦)

 

 

 オルセー美術館で撮影した。カミーユ・クローデル作品「分別盛り(成熟の時代)」」である。

 クローデルの自伝的作品とも言われている。『若い女性がクローデル自身、すがる女性を置き去りにし立ち去ろうとする男性が、クローデルの彫刻の師匠であり、愛人でもあった彫刻界の巨人・ロダン、男性の背後から男性を連れ去ろうとしている老婆が、後にロダンの正妻となるローズ、典型的な三角関係、不倫の結末、ドロドロの愛憎劇の場面』と言われている。

 この定説、週刊文春的な解釈で面白いが、、、本当かな?私には疑問だ。流石にクローデル、恋愛のライバルのローズをこんな悪魔のような老婆にしない気がするし、「分別盛り(成熟の時代)」って言う作品タイトルに、そんなドロドロ愛憎劇は相応しくない気がする。

 因みに、このブロンズ像、オリジナルは世に三体しか残っていない。ここオルセー美術館とカミーユ・クローデル美術館(※)、もう一体は最近古いアパートで発見された。オークションで相当な高値がついたそうだ。クローデルも少し報われたような気がした。

(※)ロダン美術館にあるのはオリジナルではなく別バージョンと言われている。唯、ロダンとクローデルの関係を考えると、この「分別盛り(成熟の時代)」がロダン美術館に展示されているのは大変興味深い。


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