《写真漢詩》四長、仙台堀の新しい支配者白鷺に怯える。

 

  このブログでも何度も書いているが、私は鳥が苦手である。夜、怖い夢で魘されるとき、大概は鳥の夢を見ている。その私が今憂いている。仙台堀の現状にだ。私はこのブログ「仙台堀日記」の主宰者であるので、仙台堀のオーナーの如く振る舞っているなと思う人もいるかもしれない。だが実態は全然違う。現代の仙台堀の影(もう表と言ってよい)のオーナー、支配者は「鳥」である。これは間違い無い!上の漢詩の通りである。

 その鳥たちの間でも、最近圧倒的に勢力を伸ばしているのが白鷺である。白鷺といえば、昔よく日本画のモデルとして多くの画家たちに愛されてきた。その描かれた方から、私を含む多くの人の抱くイメージは、「孤高を好み、美しき山の渓流に一羽(多くとも二羽)で佇んでいる」だ。でも実態は大きく違う。彼らは実は帝国主義者である。

単独でいると、孤高イメージもアリだ。

 仙台堀でも、つい4、5年前は、数羽が大人しく暮らしているという印象であった。でもそれは彼らのイメージ戦略!だった。彼らは隙を伺っていたのである。人間(特に江東区の行政)及び他の鳥類の隙を!。隙ありと判断してからの彼ら行動は早かった。正に電撃作戦である。先ずは得意の大量繁殖で、僅か2、3年で、仙台堀の中央部にある「鳥の王国」(私は認めていない!)という名の島を完全に占領した。今は、島全体が白く見えるほどだ。

 そして、彼らの野望はこれにとどまらない。帝国主義者であるから当然だ。現在、私が把握しているだけでも仙台堀川沿いの森に2ヶ所、コロニーを形成しつつある。今に仙台堀全体を占領して、真っ白に染め上げるつもりではないかと私は憂いている。

 そんな白鷺だが、どうもスタジオ・ジブリ宮崎駿監督の最新作「君たちはどう生きるか」に出演しているようだ。ネタバレ厳禁作戦をジブリが採用しているので、白鷺がどういう役回りをしているのかは不明だ。しかし声優を菅田将暉がやっているのだから、そんな悪役ではないだろうし、重要な役だろう。私は、これも白鷺のイメージ戦略に違いないと睨んでいる。

 でも、私もそう偉そうなことは言えない。一昨年はこんな漢詩も詠んでいたのだ。


 反省しなければならない。自分の不明を恥じるばかりだ。私も完全に白鷺の孤高イメージ戦略に引っ掛かっていた。「鷺王」である彼は、既にこのとき、仙台堀全体を見下ろし、将来の仙台堀征服作戦を練っていたのに違いない。


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