《写真漢詩・短歌》四長、チェコでユニコーンと出逢う。
最近、新聞の経済欄やテレビの経済番組でよく聞く「ユニコーン企業」のユニコーンもこの一角獣(ユニコーン)から来たネーミングのようだ。そして、ユニコーン企業の定義は「①創業して年数が浅い(10年以内)、②企業価値評価額(10億ドル以上)、③未上場のベンチャー企業(基本IT企業)」だそうだ。滅多に見ないってとこから来ているのか?(滅多に見ないどころか、一角獣は現実には存在しない。)と思うけど、私にはピンとこない。未上場と処女と関連付けたのかとか?と無理やり考えてみたが、やっぱり無理だ。スッキリしない。とても良いネーミングには思えない。誰か私を納得させる理屈をご存知なら、是非とも教えて欲しい。
やっぱり、私の中でユニコーンと言えば、奥田民生の所属した伝説のロックバンド「ユニコーン」だ。1986年に広島で結成され、1993年の解散、2009年に再結成されている。彼らが影響を与えたミュージシャンも多く、日本のミュージックシーンに大きな足跡を、今も残し続けている。
そのネーミングだが、こちらは、もし奥田民生に「我々のバンドは非常に獰猛(ロック)だが、処女の胸に抱かれたときのみ、大人しくなることにしている。それ故、バンド名をユニコーンにしたんだ。ヨロシク!」って言われたら、何か良く分からないけど、そうなんだって納得しちゃうと思いませんか?私は納得する。良いネーミングだ。
因みに、伝説のバンドの本当のネーミングの理由は、メンバーの一人が、イギリスのロックバンドの「ユニコーン」というアルバムが大好きだったというシンプルな理由らしい。

