《写真短歌》マイボタニカルライフ(10)四長、ポインセチアの奇跡に興奮する(後編)。

 三回目の奇跡はつい最近の話だ。

 私はまた京都へ行きたくなった。でも流石に今回はポインセチアの水遣りをどうするかを、一番先に考えなければならないと思った。私にボタニカルライフを送るものとしての責任感が芽生えた瞬間だ。戦略的に考え二つの案が浮かんだ。

京都旅行前、赤い葉のみ

 一つはデジタルを活用する案だ。Amazonで、私のポインセチアに定期的に水遣りをしてくれるデジタルグッズが無いか捜した。かれこれ30分は捜した。でも残念ながらそんな都合の良いグッズは、まだ発明されていないようだ。案1は割とあっけなく途絶えた。

 案2は人海戦術だ。人海といっても私には動員出来る戦力は娘二人しかいない。(家人は京都に同行する。)これは物理的には可能だなと思ったが、良く考えるとこれもなかなかハードルが高い。もし娘たちに「私の貴重な3時間(往復でそれくらい要する)と、パパが498円で買ったポインセチアとどちらが大事か?」と問われたらマズイ。私はそうした根源的な問題を論理的に詰められるのに極端に弱い。案2も採用は見送られた。こちらは僅か3分で見送られた。

 結局33分後に私が採用した案はこれだ。「京都へは行く。但し前回の1週間滞在を今回は3日間に短縮する。」という極めて平凡だが現実的な策だ。くだくだ悩まず最初からそうすれば良かった。大好きな京都滞在が短くなるのは残念だが、ポインセチアとの絆がそうさせた。気分は「英雄たちの選択」だ。

 そして2泊3日の京都旅行から帰った翌日、また奇跡が起こった。ポインセチアが僅か3日間の間にまた変身を遂げたのだ。皆さんも前編の赤しか残っていなかった姿がご記憶に新しいと思うが(前編にリンク)、何と、赤の葉の下から、今度は緑の葉が元気に生えてきたのだ。それも幾つも。3日間に水遣りブランクが影響したのか、赤い葉の方は若干色が燻んだ感じは否めないが、緑の葉は元気だ。勢いがある。赤を凌駕して緑が席巻するのか、、、ポインセチアは凄い、正に人知を越えている。

iMacの画面で旅行前と比較する。

 こうなると問題は(楽しみは)クリスマスだ。赤で迎えるのか、はたまた緑で迎えるのか、興味は尽きないが、予測は不可能だ。ポインセチア自身にクリスマスを意識しているか聞いてみたいところだが、プレッシャーになってはいけないと我慢した。もう結構長くなった彼との付き合いの中で、私も少し優しい男になった。

iMac画面は一昨年のクリスマス





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