《写真漢詩》ブログ開設記念海外編15(サグラダ・ファミリアNO.4)

  昨日に引き続き、サグラダ・ファミリアの内部からお届けします。「異界の森」での興奮が少し治ったとこで、天井を見ていた私は、歌舞伎(市川猿之助等)や歌謡ショーでよく見る宙吊りになっている人を発見、よく見ると十字架に磔になったキリスト像だ。

 キリスト像の上にある天蓋がパラシュートに見えたこともあり、最初これはキリストの「降臨」(アニメの影響もあり)、イヤ「復活」かと勝手に思い込んだ。早とちりも良いところだ。少し経って、添乗員さんの話や福音書を思い出して、これは逆の「昇天」だと、考えを180度変えた。危なかったな、恥をかくところだったと胸を撫で下ろした。そう思うと本当に像が天井に吸い込まれていく様に見えるから不思議だ。昇天のBGMでバッハの曲も聞こえてきた。(空耳だが)

 後刻、この宙吊り像を漢詩で詠んだのがこの五言絶句だ。



 

 それから時は流れて最近のことだ。雑誌の記事で、これは昇天の場面ではないと知ることになった。福音書によれば、キリストは磔になって亡くなった後、一旦、降架(十字架から降ろす)され、それから昇天したとのこと、十字架を背負ったまま昇天することはなかったのだ。

 だったら何故、宙吊りにするのだ。私は納得がいかない。漢詩も修正しない。だってバッハまで聞いてしまったのだから、、、、

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