《写真漢詩》アヒルは空を飛べるか?
江東区は「水彩都市・江東」を標榜し、その具体的活動として「運河ルネサンス」(2月28日のブログ記事「運河ルネサンス」も見てくれると嬉しい)を展開している。その「運河ルネサンス」の中で颯爽と登場したのが、この水陸両用バスだ。
上の写真が、その水陸両用バスだが、なかなかの人気者だ。特に陸から海へ飛び込む瞬間は、エキサイティング!大いに盛り上がる。名前はバスの横面に書かれた通り「スカイダック・SKY Duck」だ!
オイオイ、ちょっと待てよ!なんでよりによってスカイなんだ。アヒルは陸の上を走るし、泳ぎも得意だ。でも空は飛べない(鳥だけど、、)。区役所に電話しようと思ったが、なんとか思い止まった。う〜ん、暫くすると私の頭の中で、色んな意見が交わされる。
A氏「これは意外と深い意味がある。禅問答(公案)だよ。『空飛ぶアヒルとは、これ然り?』ってなものだ。」
B氏「イヤイヤ、これはもっと挑戦的なネーミングなんだ。不可能を可能にする、ブレークスルーだよ。近い将来、このバス自体を空へ飛ばすのさ、既成概念をぶっ飛ばす江東区の象徴なんだ。」
C氏に至っては「二人は知らないだろうけど、アヒルは本当は飛べるんだ。僕は見たことある。数メートルだけど、、パタパタと、、本気を出せば空も飛べるかも」
最後にD氏が冷静に言った。「みんな、ちょっと考え過ぎさ。もっとシンプル!響だよ響き!スカイダック!イイ響だ。この名前が浮かんだ瞬間、担当者も上司もアヒルが空を飛べないことを忘れていただけさ、、、」
私は断然、D氏の意見に賛成だ。そんな論争を横目に、今日も「空飛ぶアヒル」は春本番の運河を屈託なくスイスイと泳いで行く。良いネーミングだったかもしれない。漢詩も降りてきた。