《写真短歌》マイボタニカルライフ(4)(屋外編2・河津桜🆚寒緋桜、寒緋桜譲らず)
少し前の話で恐縮だが、3月の初めのことだ。毎年この頃になると、仙台堀周辺では、河津桜が満開となる。サクラ界の本流であるソメイヨシノに比べると、色のピンクが濃く桃色に近い、夕暮れ時に見ると、桃色が更に落ち着き、何か艶めいて感じる。この時期、夜桜見物は少し寒くて辛いが、濃い桃色のお陰で、少し気持ちが暖かになる。そんな季節を詠んだ短歌です。
その日、家に帰って、河津桜の風情を思い出しながら、ワインを傾けていたときだ。突然疑問が首を擡げた。そうだ、寒緋桜はどうなっったのだろう。このブログでも1月28日に「寒緋桜」と言うタイトルで、寒緋桜の早咲き振りを紹介したが、寒緋桜が咲いていたのも、この河津桜の並木辺りだ、あの寒緋桜はどうなったのだろう。姿を見なかった気がして心配になり、翌日確認しに行くことにした。(なんか、すっかり花を散らし、葉桜になって、うらぶれている姿を想像していた。)
翌日確認に行ってみると、元気にしていました寒緋桜!すっかり新緑になって!まだ3月初旬なのに!嬉しかった。寒緋桜のもう新緑色としか言いようのない、鮮やかな黄緑色が目に沁みました。