《写真短歌》ニューヨークタイムズと盛岡(2)アート編(1)
岩手県立美術館には本当に感激しました。大好きな作家・舟越保武と松本竣介を思う存分堪能できたからです。私と家内は、二人とも舟越保武と松本竣介の作品が一点でも出品されていれば、それを目当てにその展覧会に出かけるくらいの大ファンです。それが、此処では、それぞれに広くゆったりとした記念室が用意されており、そこに所蔵・展示されている作品は数十点にも及ぶという何とも贅沢な空間が用意されていました。お陰様で極上の時間を過ごさせて貰いました。
そもそも、この二人の作品が何故此処に沢山一緒にあるかといえば、二人が盛岡市にあった旧制盛岡中学の同級生だったという奇跡に行き着きます。それ故、二人に共通する上品で知的な作風を育んだのは、この盛岡の風土に違いありません。ニューヨークタイムズが今年尋ねるべき街として推薦するのは、この地の文化度の高さが背景にあってのことだと思います。
後、この美術館にはもう一つ素晴らしく、嬉しかったことがありました。それは全館・全作品撮影OKだったことです。後で写真を見直し思い出が蘇り、短歌や漢詩を一杯詠みました。まずは、「青の風景」を始め、松本竣介の青系統の透明な色調に浸る世界を詠んだ短歌です。
明日は、松本竣介の同級生、舟越保武の作品で詠んだ短歌をお届けします。