《写真漢詩・短歌》四長、不思議な帆船と遭遇する。(函館吟行シリーズ1)


   2016年台風一過の北海道函館の街を散策した。海岸と並行する街道を歩く。海は見えない。港が近いからか、海運会社や船具を販売する少しレトロビルが並んでいる。港街・函館の風情あふれる通りである。
 突然、海側の路地から船のマストが大きく見えた。 驚いた。海岸までは結構距離がある。あのあたりは、まだ住宅地か、工場の敷地のはずだ。なのになんであんな位置にマストがあるのか?私は確かめるために路地へ入って行った、、、


 そこには、帆は張られていないものの美しいフォルムの帆船が、工場の空き地の様な場所に陸上げされていた。帆船を見上げた瞬間の私の心を描写したのが、下の漢詩(七言絶句)だ。   でも、何処か非日常的な不思議な光景だった。暫く台風の名残りの風に吹かれて佇んでいると、今度は短歌が降りてきた。




 写真部分に、詩というか?短歌の説明というか?そのときの心象風景を書いた。でも、読んだ殆どの人が意味不明だ。申し訳ない。

 今日は、本当にとりとめのないブログで恐縮だ。まあ、そんな日もあるということで、、、何々、とりとめがないのは、いつものことだって、、、仰る通りだ。

海岸まで出ると津軽海峡が見えた。


 

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