《写真漢詩》頑張れ大正池!四長も負けないぞ!(上高地吟行1)
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確かに、土砂の堆積により、前回訪問時より池は小さくなっている。 |
そして、よく考えてみると、大正池はその4ヶ所の中でも一番動植物に近いかもしれない。大正池の一生を人間に例えればこんな感じだ。「1915年(大正4年)、母である焼岳が噴火、泥流で梓川が堰き止められて誕生した。青・壮年期は水を満々と湛え、人々をボートで遊ばせた。その後歳を取るに従い、池底に土砂が堆積し、年々底が浅くなっている。今は東京電力の冬場の浚渫工事という延命措置で生き長らえている、、、」
その延命措置の浚渫工事も、浚渫した土砂の建築資材としての価格が毎年下落しており、いつまで続けられるか?という状況のようだ。まるで治療費が払えないので延命措置が中止に追い込まれる人間みたいだ。ちょっと可哀想な気もする。もし、東京電力の浚渫工事が中止になれば、大正池の余命は7、8年というところみたいだ。
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雲間から穂高連峰が顔を出してくれた。 |
余命7、8年か?、、少し変なことを考える。私と同じくらいの余命かもと。そう想うと俄然大正池への感情移入が始まるのが私だ。「頑張れ大正池!どんな手を使っても生き延びろ!天然記念物の意地を見せろ!(意味不明だが、応援しているつもり)」
私も頑張る。大正池と長生き勝負だ。