《写真短歌》サラリーマンと桜(1)
2023年、東京で桜の開花が確認された。3月14日のことだ。例年より10日早いみたいだが、私の記憶では、ここ何年かはこんなタイミングで開花しているのでは、、、温暖化の影響で明らかに開花時期が前倒しになっている。桜は入学式の花だったのに、最近は卒業式の花として定着しつつあるのではないか、、、
2023年3月19日、仙台堀川公園
長い冬が終わって桜が咲けば、何か心が弾む。でも、あまりに早くなると、それはそれで如何なものかと思う。特にサラリーマンの世界に与える影響は深刻だ。サラリーマン劇場に於いては、4月1日の新年度のスタートに向けて、年度替わりの行事、入社式、そして転勤という大イベントが展開される。その際、桜は重要な大道具であり、背景画だ。
私がサラリーマン現役時代には、桜はちゃんと年度を跨いて咲いてくれたように思う。3月末頃、前任地で開花を確認し、4月1日、新任地で満開、新しい仲間と、歓迎会を兼ねてお花見なんてのもよくあった。転勤に纏わる悲喜交々を桜が華やかに、時に切なく彩ってくれた
そんな、桜と4月1日を詠んだ写真短歌だ。実は私は桜の写真が苦手で、ブログに使える写真はあまり残っていない。でもこの写真は結構気に入っている。東京の飯田橋で撮った写真だが、ビルの谷間から、満開の桜が見える。四月の朝の光が神田川に反射し、岸の桜を輝かせてくれた。新しい職場へ向かうところで、この光景が不安を心地良い緊張感に変えてくれたことを今もしっかり覚えている。
2023年の東京は、このままでは、24日が満開の予想という。そうなると4月1日には、すっかり葉桜になっているとういうことにならないか?心配だ。その事態を回避するためには、東京のソメイヨシノの粘り腰に期待するしかない。頑張れ!ソメイヨシノ!
明日もサラリーマンと桜の関係を詠った作品をお届けしたい。